|
ずいぶん久しぶりにたーちゃんのお喋りの原稿を書いています。この二ヶ月間にいろんなことが
ありました。もう何から書けばいいのか頭の整理がつきません。そう、この二ヶ月はこのページの
製作者の岡本正尹画伯が大作の製作にかかっておられたから。私も此の際、のんびりさせてもらって、よかったです。
その間に私のほうもいろんなことがありました。うれしい事も、つらいこともいっぱいでした・・・。 悲喜こもごも・・・でした。
長年体調もすぐれなくて、ひきこもっていたおとうさんでした。 だんだんと食事も人並みに出来るようになってきたから、少しづつ自信もついてきて、心も外に向いてきたのでした。
大手術の後、自分はもう死ぬんだと思っていたと今頃になって言いました。元気になってきたから、
そのまますぐ前の生活にすう〜っと戻れるのならいいのですが、人間の心ってこんなに曼荼羅を通るのかって思うくらいに・・・いいことも、悪い事も、
もういろんなことを体験して、味わったわけでした。だれでもいいことばっかりあればいいのですが、その裏にはまた反対の悪いと言うか、
隠れていたいろんな思いがこんなにあったのかと見せて貰ったと思います。
陰と陽っていうのでしょう・・? 裏と表、明るいと暗い、光と影の世界でした。
このマイナスのほうの部分を・・・ 夫婦でもういっぱい、いっぱい、もう、もう、いっぱ〜ぁ〜い通って見て、聞いて、感じて、味わって、体験して、その道を通してもらっていたのだと・・・今やっとそんな風に思えるように・・・すこし、なってきたのかなーって思っています。
サラリーマンの主婦って、(亭主は元気で留守が良い!!)って、とってもお気楽にすごさせてもらってきたから・・・、定年になって、毎日が日曜日になって、家で二人で過ごすって・・・。
誰でも いい年になってる上に、だんなさまの食事ほか、いっぱい手もかかるし・・・。
気楽にきたから、やっと楽をしたいってだれでもおもうから、この道はどないしよう!!
状態だったのです。健康な人でさえ・・いろいろバランスが崩れるのです。
私の場合は・・・その上に、亭主さまが、大手術のおまけつきで・・・ぬれ落ち葉どころか・・、もうおんぶにだっこのあかちゃん状態だったから・・本当は逃げ出したいっても思いました。
でもほんとはここまできたのは・・・このおとうちゃんのおかげだからって・・・。
いままで、手抜きをしたり、逃げて後回しにしていたことがこんなにもあったの???と。
ほんとうは 人間って、錯覚ばっかしなんだと思ったのです。良いことと、悪いことって、もしかしたら、表裏一体で・・・。まったく反対かもしれないなって思うことばっかりあったのです。
こんなに哀しい、つらい、苦しいことを通らないと真実も見えなくて分からなかったのね。っておもう。
ちょっと、ええかっこ、言えば・・・、右のほほ打たれたら、左も打たれよ。っていうイエスの言葉だけど・・・。
このダブルパンチを食らわないと、人間の条件というか、運命の数字が変わらないってことを・・・思ったのです。そうなのよね・・・。
この道は・・・いつかきた道・・・って。
きっと、おんなじことを何度も、何度も、繰り返して・・・。 やったり、やられたりしながらすこしづつ学んできたのでしょうか。
それで・・・そうよ、もうなんでも自分の分だけは逃げないで、もう誰のせいにもせんと、 頑張ろう!!
自分の代わりをだーれもしてくれないから!!
それに、フレンドシップです。どんなにいっぱい授かってきて、応援もいっぱいもらって助けてもらってきたことでしょうか・・・。
おとうさんのほうが、本当に可哀相です。若い頃は妻子のためにもいっぱい、イヤナ仕事も涙をのんで我慢もいっぱいしてきてくれたでしょうに・・・。
こうして定年になったら、もう誰にも頭も下げずに、我が思いのままに、楽にしたいことをしようって思って、必死に働いてきたでしょうに・・・。 俺のほうがどないしてくれるんだ!!って。
結婚した時は、若くて、足りなくてもう自分の事ばっかり思って生きてきたけど・・・この年になって、この主人が、 もし自分の息子だと思ったら・・・?
(ほんとに、ものすごーいえらいよなあ・・。おとうさん、どんなにようがんばってきたの!!)って・・・。(わたしもいっぱいがんばってきたけど・・・て。)
夫婦って・・相方に欲張ってばかりで・・いやよね。
このごろ、感動する歌。 ビートルズの、
The long and winding road♪ that leads to your door!!
ほんとです。これだけながい、ぐるぐるまわしの道を通ってきたら、だれでも、神様のドアをたたきたくなるって、そのとおりだと思った・・・。(ダブルパンチが、神様の愛なのよね。)
あと・・いくつ??まだまだ・・ですか?? ってこのごろいっつも思っている・・・。
先月から、長年ずう〜っといっしょに働いてきたお父さんの仕事仲間の近しい人たちが、優しくアレンジしてくださって、お会いしたり、
会食をしていただいたりする機会をなんどもいただきました。東京にも寄せてもらって・・長年ご一緒にくろうしてきた男の仕事社会の仲間の人達が暖かく迎えてくださって、皆様の優しい暖かい言葉や、お歌に、万歳三唱までもいただいて面映い気持ちでいっぱいでした。・・・。おとうさんはとても嬉しそうでした。
純情、不器用で、頑固一徹なおとうさんが、こうして皆様に支えてもらって、お仕事させてもらってきたのだと、チームワークの男社会の暖かさを見せてもらって涙があふれて感動しました。
家にいると、こんなにわがままで自分勝手(笑)なお父さんが・・・。こんなに暖かく優しく、皆さんに迎えていただいて・・・。ありがたくてなりませんでした。おとうさんのこと・・・。けなしてばかりいて申し訳ない思いがしました。(ほんきでけなすわけじゃないのだけど・・ぅ)
でも、でも、まだまだ・・アンバランスがいっぱい、いっぱいなのです。かっこよく、スカッといかないです。なさけない、
ブサイク、グチャグチャ、ビチョビチョ、ドロドロ道です・・・。でも、人間ってそうなのですよね・・・。生きて行くって、生老病死の苦しみと真向かうことなのですよね。
そんなにさっぱり、すっきりときれいにいかないのね・・・。
もっと、もっと、ゆっくり、もっともっとやさしく、もっともっとおおらかに・・・。なのよね。
天が下のすべてのものには、時がある・・・。
いちばんおおきな錯覚は・・・こうして、この道を通してもらっていくうちに、私の欲張りこころをいっぱいいっぱい、ほどいてもらってきたのだと思えてきました。
これだけ通ってきたら、もうあんまり心配しなくてもいいんだ。怖がらなくてもいいんだ。
大丈夫よ!! おてんとさまがやさしくじいっとみてくださってるから・・・。
なんとかなるのよ・・。だいじょうぶだ!! と思えてきました。 欲張らないで・・・。
そのうちもっと、もっと、飄々と・・・軽やかな心になってきたら・・・いいなあ・・・。
ここまでくるのに、どれだけみなさんに助けてもらってきた事でしょうか。おかげさまで、やっと、やっと、曲がりくねったぐちゃぐちゃ道から、なんとかすう〜っとほそ〜い抜け道をみつけだしてきたのかなあ〜って・・・思えてきました。
そういえばこのごろ、虹をよく見せてもらうのです。
このあいだお父さんと、まこちゃんと三人で有馬温泉に行ってきました。芦有道路を通って有馬にいく山道で、紅葉の山にかかる美しい虹を見ました。虹ってだいすきです。
(ほうら・・・いいのが来たでしょう、たーちゃん!!) って見せて貰ったようにも思えました。
まこちゃんと三人で、あのときのようにおいしい懐石料理をおとうさんも全部いただけて、まこちゃんがびっくりしてくれました。あのときの金泉温泉にも入って、三人でたのしくカラオケもして・・・。翌日ばあばの帰り時間に間に合うように帰って来ました。
このごろとっても食いしん坊になったお父さんにまこちゃんがやさしく付き合ってくれたのでした。
そういえば・・・有馬温泉でばあばの米寿のお祝いをした時に、ごっしゃんが、どんなに
やさしく喜んでくれていたでしょうか。 あれこれといろいろ思い出しました。
夏に他界したごっしゃんと、お父さんとは仲のよい義兄弟でした。 KGアメフトの勇者で強くて憧れていたので、きっと恋しくて、寂しかったでしょう。
でも、ごっしゃんもきっとおもっていてくれてるよ・・・。 (なかがわさんも 勇者ですよ、ほんまに強い人やで!!
これからもずっと応援していますよ。)って・・・。
皆さんのよい気をいっぱいいただいて、これからも頑張りたいって思います。
クリスマスもお正月も・・なんとか年を越すだけで、せいいっぱいの私達ですが、母も機嫌よくて元気です。こどもたちもお正月には帰ってきます。
来年がもっといい年になりますように・・・。ことしもいっぱいいっぱい。ありがとうございました。
|